フェレットの飼育で最も大変なのがトイレです。
トイレが上手にできないフェレットは、他のフェレットに比べると倍以上の飼育の手間がかかってしまいます。
ただし、フェレットにとってトイレというのは、生理現象ですから、それを制御することは絶対に不可能です。
フェレットが上手にトイレが出来るようにしつけをする必要もありますが、飼い主の行動によってトイレが嫌いになるフェレットもいるということを忘れないでください。
トイレを嫌いになる理由
通常フェレットは、トイレを上手にできるようになるのが早いと言われています。
何度か繰り返し、しつけていく内に次第に同じ場所にトイレが出来るようになります。
しかし、なぜかトイレをなかなか覚えてくれない、あっちこっちで粗相をするというフェレットもいます。
フェレットがトイレを嫌いになる、上手に覚えられない場合、その原因が飼い主にあるといえます。
フェレットが快適にトイレを利用出来るように、設置していますか。
ケージの角でオシッコや便をするのが得意なフェレットなのに、全く違う場所に設置していることはないでしょうか。
またフェレットのサイズよりも小さいトイレを設置している場合、快適に利用できないことから、トイレをしたいのに使いづらいと感じ、全く違う場所で粗相をしている場合もあります。
フェレットがトイレを快適に使用できるように、先ずはトイレ環境を見なおしてみるのが一番の近道です。
怒鳴ったり叩いてはいけません
粗相をした場合、もしかすると叩いたり、怒鳴りつけたりしていませんか。
フェレットはトイレをすると毎回怖い思いをするという記憶をうえつけられると、上手にトイレが利用できません。
ストレスを抱えるとトイレを上手にできないどころか、生理現象である排尿や排便困難になる危険性も高くなります。
あなたのしつけは間違っていませんか。
焦らずもう一度、優しく繰り返しトイレの場所を教えるようにしましょう。
トイレは常に清潔に保つ
フェレットはとてもきれい好きです。
トイレも綺麗な方が使いやすいと感じていますので、前のものがそのまま放置されていると別の場所を探そうとします。
飼い主がトイレの掃除を怠っている場合には、絶対に上手にトイレを使うことはないでしょう。
また過って別の場所で粗相をした場合には、速やかにその場所を綺麗にし、匂いを完全に取り除く努力をしましょう。
飼い主の努力は、絶対にフェレットに通じますので、焦らず繰り返し努力する他にありません。
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