フェレットは、ファームによってそれぞれの個性があります。
とても可愛らしい顔つきのフェレットですが、中には、野生の性格が強く残っている子もいますので、接し方には、注意をする必要があります。
見ているだけで癒されるフェレットの表情や行動ですが、時に凶暴化し、飼い主でさえ噛み付く事があります。
それぞれの性格にあった接し方をしよう
ペットショップから譲り受けたフェレットがどのような性格であるのかを、ペットショップの方に事前に確認しておくようにしてください。
ファームから届いたフェレットを数日間、ペットショップの方と一緒に過ごしていますので、ある程度の性格や特徴を知っていると思います。
ただ、環境が変わるとまた別の特徴が現れることもありますので、あくまでも参考程度の情報とし、家に迎えいれた際の数日間は、どのような性格で行動をするのかをよく観察してください。
時間をかけて、接していく間に、いろいろな特徴や癖、性格などの特徴が分かるようになりますので、その子にあった接し方をするといいでしょう。
自由奔放なフェレットですが、中には、飼い主に抱っこされるのがとても好きな性格の子もいます。
逆に一人で遊ぶのが大好きで、抱っこされるのが苦手なフェレットもいますので、無理に抱きかかえることで、指などを噛まれる事もあるでしょう。
フェレットに接する場合には、飼い主がその子の特徴をよく観察し、理解を深めることで問題なく接する事ができるのです。
接し方の基本的な条件とは
どのようなフェレットにも当てはまる接し方の基本的な条件がありますので、新しい環境に迎え入れる際の参考にしてください。
例えば、フェレットに噛まれないか、などと心配するあまりに、おどおどする方もいますが、絶対に怯えた様子を見せないようにしてください。
フェレットに限らず、動物の観察力や感じ方はとても鋭く、飼い主が怯えた態度で接すると、不安や恐怖心から飼い主に懐かなかったり、逆に怯えた態度をとる事があります。
その他にも、自宅に迎え入れたばかりの日に、無理に体に触れたりするのは大変危険です。
環境に慣れるまでは、警戒心をあらわにしているフェレットに対し、強引に抱き上げたり、体を必要以上に触れたりすることで、余計にストレスを与えることになります。
はじめの間は、無理に触らず、名前を呼んで、優しく声を覚えてもらえるようにしましょう。
また抱っこされることに完全になれるまでは、片手で体を持ちあげることは避けましょう。
体が安定するように、両手で持ち上げて、できるだけ安心感を与えられるようにしてください。
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