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フェレットの飼い方~初心者の飼育法~

1日中動きまわるベビーフェレット

生後間もなくして、購入したベビーフェレットは、真新しい環境に興味津々で、すぐに飼い主との生活を楽しむようになります。

1日の半分以上を寝て過ごすフェレットですが、生後間もない赤ちゃんフェレットの場合は、更に多くの時間を寝て過ごすと言われています。

起きている間は、大運動会

寝姿も本当に可愛らしいベビーフェレットですが、一度目をさますと、ものすごく活溌に行動をしはじめます。

起きている時間はそれほど長くはありませんが、その時間は、おもいっきり体を動かし、無邪気に遊びまわります。

ケージの外に放牧すると、途端に大運動会が始まりますので、事前に危ないものは撤去するようにしてください。

ベビーフェレットは、高いところへの登り降りも大好きですが、小さな隙間を見つけては潜ったり、カーペットの下や布団の隙間などにも潜り込んだりする遊びを楽しみます。

フェレットが隠れている場所を見失うとうっかり踏んづけてしまう危険もありますので、遊んでいる間は、目を離さないようにしましょう。

また夜中にケージの外に放牧すると、マンションやアパートぐらしの場合には、あまりの活溌ぶりにお隣近所にご迷惑になることも予想されますので、放牧する時間帯に注意しましょう。

ベビーフェレットが2匹だとすべてが2倍

フェレットの多頭飼いは、とても多いのですが、ベビーフェレットを2匹飼っている場合には、いろいろな事が2倍になります。

当然2匹を放牧すると、大運動会がはじまり、はじめはじゃれているつもりでも夢中になりすぎて、ケンカになっている事もあります。

取っ組み合いのケンカが始まりますので、かなりの騒音になります。

また気の弱いフェレットの場合、気の強いフェレットに必要以上に耳をしゃぶるなどの行動も見られるようになりますが、耳をすわれたり、必要以上になめられたりすると外耳炎の原因にもなりますので、注意をしましょう。

そのような行動が見られた場合には、代替におもちゃを与えるのもいいと思います。

フェレットが増えれば触れるほどに、飼育の手間はかかりますが、その分楽しさや癒され感も2倍になることは間違いありません。

寝て、遊んで、食べての1日を過ごす

赤ちゃんフェレットは、1日の半分以上を寝て、起きている時間は、遊んだり、ご飯を食べるという時間になります。

この時期のフェレットは、本当に活溌に行動しますが、骨や筋肉を作る大切な時期ですので、思う存分活動させてください。

1日中動きまわるベビーフェレットもある程度大人になってくると、行動が落ち着き、飼い主にとっては物足りなくなります。

この時期のフェレットとの慌ただしい時間はすごく貴重で、大変短い間ですから、大切に1日を過ごせるようにしましょう。


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