フェレットを取り扱っているショップは、犬や猫に比べるとまだまだ数は少ないですが、以前よりも年々多くなってきているのは事実です。
その変わった姿と愛くるしく、人懐っこい性格で、子猫のように好奇心旺盛、体はとても小さく飼いやすいさも抜群とあって人気が急増しているのです。
1日に20時間以上は睡眠時間にあてるというフェレットは、飼育の手間はあまり必要ないことから多忙な日々をおくっている現代人にも適しているペットだといわれています。
一度飼ったら、もう1匹欲しいとその魅力の虜になってしまうほど可愛らしいフェレットですが、飼育上の注意点をよく理解し、安全に飼うようにしましょう。
ドックフードを与えてはいけません
フェレット用品を扱っているショップは、まだまだ少ないのが現状です。
犬や猫のようにコンビニやドラックストアで手軽にフードをこうにゅうできるというわけではありません。
その為うっかりフードの買い忘れがあった場合に、近くのコンビニでドックフードを購入し与える方がいます。
キャットフードはやや値段が高くなりますので、ちょっとだけということでドックフードを利用した経験もあると思いますが、フェレットの健康を維持するためにもいますぐやめるようにしましょう。
完全肉食動物のフェレットは、高脂肪の食事は、与える事はできません。
ドックフードは、高脂肪、高タンパクになりますので、フェレットにとっては、健康を害するもの以外のなにものでもないのです。
繊維質を消化できないフェレットにとって、フードの3割が繊維質であるドックフードは、消化器系の障害を引き起こす原因になるのです。
人間の室内に何気げにあるものにも注意をしよう
その他にも人間の生活空間には、フェレットの体調を崩すものが数多くあります。
動物病院に来院するフェレットに多くみられる症状の一つに誤飲があります。
飼い主が積極的に与えているわけではありませんが、好奇心旺盛なフェレットは、なんでも口にします。
例えば、お風呂場の石鹸などを口にし、そのまま飲み込んでしまうという誤飲もよく耳にするケースです。
サイズがでかいものは、呼吸を妨げる事もありますので、細心の注意を払いましょう。
フェレットにとって危険があると判断できる部屋への侵入を防止するなどの対策が必要です。
中には、耳を掃除する綿の綿棒を数十本も飲んでしまったというフェレットもいます。
レントゲン写真を撮影した獣医は絶句、胃の中には、沢山の折れた綿棒が詰まっているというのですから本当に驚きですよね。
なんでも口にしたがるフェレットの行動には、常に目を光らせておかなければなりませんよ。
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