フェレットには上と下に鋭い歯が生えています。
チャームポイントでもあるこれらの歯は、噛まれると、とても痛く、出血などケガをする可能性もあります。
野生の血が強いフェレットの場合、噛みグセがなかなか治らない子もいます。
フェレットと安心して生活をするためには、噛み癖をしっかりとしつけなければいけません。
なぜ噛むのか理解しよう
フェレットに限らず、動物は、強く鋭い歯を持っており、時折人間のことを噛む事があります。
何か気に入らいない事があった場合にも噛むことはありますが、遊びのつもりで噛む事もあるでしょう。
その他にも飼い主や他の物を噛むという行為には、何か伝えたい事がある時だと考えられますので、フェレットが噛んだ時には、すぐに怒鳴りつけるのではなく、なぜ噛んだのか等の原因を探すようにして下さい。
噛み癖を力任せにしつけられたとしても、フェレットの訴えている事が理解できない場合には、また同じように人間のことを噛む事があると思います。
しつけをするにあたって、なぜ動物がこのような対応をとっているのか、体のどこかに異常があるのか、それとも寂しさのあまりに不安になっているのか、などフェレットの気持ちに寄り添って、できるだけちゃんと理解するように努力してください。
フェレットの噛み癖の原因がわかったら、その原因を取り除けるようにしましょう。
噛み癖の原因解明と解決方法
子供のフェットの場合には、飼い主と遊びの延長線上に手や指を噛む事があります。
それらの行為は、ゆっくりとしつけをすることで、徐々にですが、改善します。
過って噛まれた場合には、大袈裟に痛がってみるといいでしょうね。
同じ言葉で「ダメ」とやや強い口調で教えてあげると、理解出来るようになります。
必要以上に怒鳴りつけたり、力で制御したり、名前と叫んで怒鳴りつける行為は逆効果です
その他にも歯の生え変わる時期などには、歯がゆさからいろいろな物を噛むような行為が見られます。
これは人間と同じで、生理現象の一つになりますので、おもちゃなどを与えるといいでしょう。
さらのエサの量が少なかったり、空腹にする時間が長くなると、ストレスなどの影響で、凶暴化します。
その為飼い主のことを噛んでしまう事がありますので、特に成長期にあたる時期は、たっぷりのエサを準備するようにしましょう。
突然噛むようになる
これまでは、飼い主のいうことをしっかりと聞いていたのに、突然噛むようになった場合には、体調の異変があると考えていいでしょう。
例えば、抱きかかえた瞬間に噛むようになった場合には、どこかしらにケガをしている可能性があります。
体調が悪く、体に触れられることを極端に嫌がることで、何かを訴えているのかもしれませんね。
そのような場合には、自己判断をせずに、すぐに獣医さんに相談するようにしてください。
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