フェレットを飼うにあたってとても真っ先に教えなければならないのがトイレです。
特に室内でフェレットを自由に放し、運動をさせる場合でもトイレの場所をしつけておかなければ、カーペットやフローリング、カーテンやソファなどあらゆる箇所にオシッコや排便をすると思います。
衛生上にかなり問題が生じますので、できるだけ早くトイレをしつけなければなりません。
犬や猫などの同様に、室内でペットを飼う場合の最低限のしつけになります。
根気強く教えるとトイレの場所を覚えてくれる
フェレットは、小さい体ながらも知能の高い動物です。
その為いろいろな芸を覚える事もできます。
犬ほどではありませんが、人間が教える事に一生懸命応えようとしますので、トイレの場所もすぐに覚えるようになるでしょう。
生後間もないフェレットの場合には、オシッコや排便をしそうな行動を飼い主が事前に察知し、すぐにトイレの場所に誘導するようにしてください。
そのような行動を何度も何度も根気強く教えることで、次第にトイレの場所を覚えるようになります。
トイレの砂の上に、フェレットの糞の匂いがするものを少量つけるとその場所がトイレであると認識出来るようになります。
ケージの中でトイレが分かるようになると、フロアに出す場合にも同様の方法で、トイレの場所を教えるようにしてください。
快適なトイレ環境を整える
フェレットはとてもきれい好きです。
その為トイレの場所に、前回の糞が放置されている場合には、その場所でトイレをするのを嫌がり、ケージ内のあっちこっちで排便やオシッコをするようになります。
飼い主は、フェレットのトイレ環境をできるだけ綺麗に保てるように定期的に掃除を行うようにしてください。
フェレットのトイレは、ケージ内1Fの角にセットします。
トイレに敷く砂は、フェレットが過って食べた場合でも安心できるものを使用しましょう。
広くスペースを取ることで、トイレの失敗が少なくなりますので、ストレスを感じる事なく、トイレを済ませる事ができます。
トイレができたら褒めましょう
フェレットがトイレの場所を覚えるのは、当然の事だと思ってはいけません。
小さな頭で一生懸命に人間の要望に応えようとしているその行為を褒めてあげるようにしましょう。
トイレと定められた場所で、きちんと排便やおしっこが出来るようになったら、おやつなどを与えてその場で褒めてあげてください。
時間が経過してから褒めても意味がありませんので、トイレができたらすぐに褒めて、おやつを与えるようなしつけをなんとなく繰り返し行うようにしましょう。
逆に別の場所でトイレをした場合には、ここはダメというキーワードを作って、しつけをしましょう。
フェレットを怒る場合、どでかい声で名前を叫んではいけません。
自分の名前をせっかく覚えたにもかかわらず、怒鳴られる事に使われてしまうと、名前を呼んでも全く反応しなくなります。
しつけはとても根気の必要なことです。
怒鳴りつけるようなしつけは、フェレットにとって全く意味がありません。
時間をかけてゆっくりと教えるようにしましょう。
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