フェレットは、定期的にシャンプーをして体を清潔に保つ必要があります。
特に室内で、人間と同じ環境で生活をしている場合には、衛生面の管理はとても重要です。
フェレットの体が綺麗な状態にあると、その空間で一緒に生活している人間の健康にも良い影響を与えますし、フェレット自体の健康管理にもとても良いといえます。
ただし、人間と同じように毎日シャンプーをすることは禁物です。
動物の皮膚は、人間のように丈夫にできてはいませんので、週に1回、もしくは2週間に1回程度のシャンプーで大丈夫です。
フェレット用のシャンプーとリンスを準備しよう
当然ですが、人間と同じシャンプーを使用してはいけません。
フェレット用のシャンプーは、皮膚に刺激がないものが成分として使用されており、万が一目などの粘膜に入った場合でも安心できるもので作られています。
ペットショップでフェレット用のシャンプーやリンスが販売されており、数千円程度では購入できるでしょう。
シャンプーする場所の確保
フェレットの体は細く、動きがとても俊敏です。
その為シャンプーを入れる場合には、排水口などの隙間に注意をしましょう。
フェレットは、隙間を好む習性があります。
その為、排水口の蓋が開いている場合、過ってそこに潜り込んでしまう危険性が高いのです。
その他にも窓が開いていると脱走をする可能性もあります。
シャンプーをする場所に問題はないかを予め確認するようにしてください。
シャンプーの仕方
フェレットに適している温度は、熱すぎてもぬるすぎてもいけません。
人間の手の甲に湯をあて、若干ぬるいくらいがちょうどいい湯加減だと言えます。
フェレットの中には、シャワーの音に敏感に反応を示す子もいますので、その音におびえたり、逃げ出そうとした場合には、流水に切り替えるようにしてください。
いきなり全身に湯をかけるのではなく、足元から徐々に水に慣れさせるようにしましょう。
シャンプー剤は、ボトルから直接皮膚につけるのではなく、一度水に溶かした状態にしておきましょう。
濃度を希釈することで、皮膚にあたる刺激が軽減でき、皮膚炎などの症状を回避できます。
ゴシゴシと爪を立てないようにやさしく撫でるように泡立ててください。
無理に目の周りなど顔を洗う必要はありません。
顔周りは濡れいているタオルで拭くだけでも綺麗できます。
タオルドライでも十分乾く
シャンプーの洗浄液を残さず洗い流したら、軽く手で水気を取り除きましょう。
その後フェレット専用のタオルを使い、全身を優しく拭いてください。
しっかりと拭き取ると後は自然と乾きます。
冬など季節柄温度が低い場合には、ドライヤーを使い、短時間で乾かすようにしましょう。
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