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フェレットの飼い方~初心者の飼育法~

暑い季節に注意をすること

フェレットには気をつけないといけない病気がたくさんありますが、特に夏場に注意をしなければその後大きな病気の原因につながる事があります。

夏場に多く発生する病気については、飼い主がフェレットの住環境に気をつけることで、予防できることがありますので、どのような危険があるのかを予め知っておく必要があります。

飼い主が予防できるものと早期に発見することで、進行を遅らせ、改善できるものがあります。
大切なフェレットの健康を維持管理し、快適な生活を与えるためにも飼い主は、多くの情報を得ることが重要です。

夏場に多い危険

フェレットの体温は、人間の体温とやや同じの37度前後だと言われています。
個体によっても若干の違いはありますが、興奮すると一気に40度近くまで上昇することがあります。

フェレットは人間と同じような体温となっているのですが、体内に熱を帯びても発汗することで調整できる機能はありません。
その為一度上がった体温を下げるのは、自力では難しいのです。

一人暮らしの生活にフェレットを迎えた場合には、夏の季節に留守にする時間が長くなると室内の高温にフェレットは耐えられないことが理解できますよね。

その為エアコンで温度管理を行う必要があります。
扇風機では、体温上昇を予防できませんので、エアコンを稼働出来るくらいの経済的なゆとりが最低限必要です。

蚊による病気を予防しよう

その他にも夏場に危険度が高くなるのが、蚊の発生です。
沖縄など地域によっては1年中蚊の危険が及ぶところもありますので、蚊が原因による病気を予防しなければなりません。

一般的に蚊の予防に利用されているのがフィラリアの薬を摂取する方法です。
蚊を媒体にフェレットなど動物の体内に入り込む糸状のフィラリアという虫が寄生することで、フェレットが死に至ることがあります。

他の動物などは、体内にフィラリアが数匹存在するとある程度の処置で改善できることもありますが、フェレットの場合1匹いるだけで命取りになるとも言われているほどの危険な虫なのです。

6月から10月の蚊の発生時に合わせてフィラリアのお薬を処方して貰い、しっかりと予防するようにしましょう。
ただし蚊の生息が年中確認されている地域に関しては、毎月摂取する必要があります。

蚊の予防にと、蚊取り線香等を使用している方もいますが、煙によってフェレットの体調を崩したりする場合もありますし、蚊取り線香によってフィラリアの予防が100%出来るとは言い切れませんので、できる限り薬を使用することをお勧めします。

その他の危険

夏はフェレットのフードや水が古くなりやすく、それによって下痢や嘔吐の原因になります。
特に生のフードを使用していたり、水でふやかしているフードを使っている場合には、腐敗が早くなります。

フェレットの唾液がついている場所は特に菌が繁殖しやすい状況にありますので、最低でも1日1回はフード皿を綺麗にし、エサや水は新鮮な物を与えるようにきをつけてください。


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