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フェレットの飼い方~初心者の飼育法~

人間の風邪はフェレットに伝染る

ペットを飼っている人は、まさか自分の風邪やインフルエンザがフェレットにうつることは無いと簡単に考えているとおもいます。
その理由の一つに、犬や猫などを飼っている人の場合には、人間の風邪がうつることがないという状況からです。

現在犬や猫を飼っている人はとても多く、ペット・ショップにも豊富な種類が販売されていますが、人間の病気を共有しませんので、その情報を捉え、フェレットにも特に問題はないと感じている人が非常に多いようです。

しかしフェレットは、人間の風邪やインフルエンザの影響をうけますので、十分に注意をしなければなりません。

フェレットの風邪の症状

人間の風邪の症状と同じように鼻水や鼻詰まり、くしゃみや咳などの症状がフェレットにも発症します。
ひどい場合には、高熱を出し、体力の低下や免疫力の低下、食欲不振や下痢、嘔吐といった症状を引き起こしますので、高齢期のフェレットやベビーフェレットの場合には、死に至る事もあります。

これらの症状を見つけたら、すぐに動物病院へ行きましょう。
早期治療によって、すぐに完治することができます。

特に小さなお子様がいるお宅では、フェレットの風邪も子供の風邪もすぐに家庭内に蔓延することが考えられますので、予防を徹底するようにしてください。

風邪のウイルスを家に持ち込まない

フェレットが風邪の原因は、100%飼い主にあると言ってもいいでしょう。
なぜなら、風邪が流行する時期などに、帰宅後すぐフェレットに接触することで、体や手に付着しているウイルスをフェレットに伝染す事になります。

大切なフェレットにウイルスをうつさないためにも、帰宅後は、すぐに手洗いをし、衣類を着替えるようにしてください。
うがいをしっかりとおこなった後にフェレットにただいまの合図をするようにしましょう。

風邪やインフルエンザのウイルスは、乾燥している環境を好みますので、湿度管理に徹底し、室内の空気を入れ替えるなどの対応を行なってください。

人間に感染しなくても体力の弱いフェレットには、すぐに風邪にかかってしまう事があります。
逆にフェレットの風邪も人間にうつりますので、互いに注意をしなければなりません。

フェレット風邪の治療方法

人間の場合は、風邪やインフルエンザ予防接種によって、事前に対策を取る事ができます。
ファームなどフェレットの繁殖に携わっている人は、必ず予防接種をするように徹底しているのだそうです。

しかしそれでもフェレットが風邪になってしまった場合には、栄養価の高い流動食を与えるなどの処置が取られます。
その場合、飼い主は、室内の環境を整え、これ以上重篤な症状にならないように気をつけなければなりません。

症状が軽いうちに適切な処置を受けるとすぐ治す事ができます。
しかし風邪の症状を放置すると呼吸器系の疾患を発症しますので、軽く見てはいけません。

フェレットに関する風邪の予防接種はありませんので、寒い時期や季節の変わり目には、十分に注意をしましょう。


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