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フェレットの飼い方~初心者の飼育法~

フェレットの病気について

毎日の何気ないフェレットの行動をチェックすることで、病気の予防が可能となりますので、いつもとちょっと違うなという事に気づいた場合は、すぐに適切な対応ができるようにしてください。

耳をかきむしる姿や食欲の減退、下痢や嘔吐の症状、抜け毛や腫れ、鼻水や肉球の状態など些細なことでもチェックするようにしましょう。

病気かなと感じた場合には、すぐにかかりつけの病院を受診するようにしてください。
またフェレットの体調を管理する上で必要な定期検診や各種予防接種なども必要となります。

フェレットの代表的な病気

フェレットの病気については、出身ファームや体質にも大きく違いがありますが、ほとんどのフェレットにかかりやすいと言われているものに、ジステンバーという病気があります。

正式名称を犬ジステンバーウイルス感染症というものですが、犬だけに感染するものではなく、これと同じタイプのウイルスがフェレットにも感染して病気を引き起こす事があります。

ウイルスを含んでいる別の動物の糞や鼻水、目やになどの分泌物が空気中に飛散し、それらが感染して発症します。
予防接種をしていない場合には、高い確率で発症する事があります。

その他にもフィラリアは特に有名で、ほとんどの動物に寄生し、病気を発生させるものです。
蚊を媒体にしてフェレットなどの体内に寄生する糸状の虫のことですが、小さな体のフェレットの場合、1匹でも寄生されているのが確認されると死に至る事があると言われています。

ホルモンバランスの乱れによって発生するのが副腎腫瘍です。
名前の通り副腎に腫瘍ができ、ホルモンが過剰に分泌され、脱毛や生殖器肥大、前立腺疾患による尿漏れ、皮膚疾患や貧血、体重の減少などが主な症状として現れます。

良性と悪性のものもありますが、悪性の場合には、ガンとして様々な臓器に転移し死に至る事も稀にあります。

中毒を起こす可能性のある食べ物

病気以外にも飼い主の与える食事によって、体調を崩し死に至ることもありますので、フェレットに与える食べものについても注意をするようにしましょう。

例えば、人間が大好きなチョコレートやコーヒー、玉ねぎやお茶などは、フェレットにとっては、大変危険なものとなります。
ついつい上げてしまいがちな食事ですが、チョコレートの場合には、覚醒効果が原因で中毒症状を引き起こす事があります。

ちょっとだけという軽い気持ちで与えてしまった飼い主によってフェレットの命を落としてしまったという症例もありますので、十分に注意をしましょう。

玉ねぎなどのネギ類は、ヘモグロビンを変形させ、中毒症状を引き起こしますので、ネギ類は絶対にあげないようにしてください。
その他にも人間の安易な行動によって、フェレットの大切な命を危機に晒す事もあります。

フェットの病気について事前に確認し、安全に生活できるよう注意をするようにしましょう。


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