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フェレットの飼い方~初心者の飼育法~

不妊治療と去勢治療の必要性

動物の不妊や去勢手術については、飼い主によって賛成と反対の意見に分かれます。
どちらの意見も間違いではありません。

ただ避妊や去勢手術をしないことで、病気になるリスクも高くなりますので、手術の必要性を良く理解しておくようにしましょう。
国内に輸入されているフェレットのほとんどは、取り扱っているショップで、すでに去勢や不妊手術を済ませている事があります。

買い手の希望によって手術をしていないフェレットも販売されていますが、繁殖目的で手術を拒む場合には、十分に注意をしながら対応しましょう。

素人判断と軽い気持ちで行う繁殖行動は、大変危険ですし、何よりフェレットのために何一つ良いことはありません。

不妊と去勢手術の必要性

ペットとしてフェレットを迎え入れる場合には、不妊や避妊手術をした方が賢明です。
なぜなら手術をしていないフェレットは、年に2回の発情期を迎えます。

その時期にメスのフェレットに交尾をさせず放置すると、死に至る事もあります。
発情期にスムーズな交尾ができないフェレットは、うつ状態に陥ったり、ストレスで毛が抜け落ちたり、食欲不振等様々な体調の異変が発症します。

また発情期にオスのフェレットは、凶暴化し、縄張りを主張するため至るところに分泌物をつけるようなマーキング行動をおこないます。

発情期に交尾をさせる事ができるのであれば、これらの症状を回避することは可能ですが、交尾をするということは、子を授かるということです。

つまりフェレットの数が年々増え、その数の分飼育にかかる時間や費用などが必要になります。
そのような覚悟と余裕はありますか。

フェレットが可哀想という理由だけで手術を否定することは、良い結論とは言い切れません。
ペットとしてフェレットを大切にしたいのであれば、手術をすることが良い方法だと考えます。

手術済み証明書と保証期間の必要性

ペット・ショップから購入したフェレットは、ほとんど手術が完了しています。
ただあまりにも安い価格で販売されている場合には、手術が済んでいない事もありますので、購入時には、必ず手術完了証明書などを発行してもらうようにしましょう。

また稀に、手術が済んでいると証明書を貰ったにもかかわらず、性成熟後に発情するフェレットが存在します。
手術が不完全だったということになりますので、購入後性成熟期に達する時期まで保証があるのかを必ず確認してください。

購入後1年後の事になりますので、発行してもらった保証書はしっかりと保管し、後々トラブルにならないように注意をしましょう。

不妊、去勢手術にかかる費用

購入後にフェレットの不妊や去勢手術が必要になった場合には、かかりつけの病院で相談しましょう。
手術費用は4万円から6万円程度となっているところがほとんですが、病院によって価格に違いがありますので事前に確認してください。


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