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フェレットの飼い方~初心者の飼育法~

うんちから分かるフェレットの健康

フェレットの排泄物の状態を確認することで、健康管理ができます。
人間に比べると短腸のフェレットは、食べ物を摂取すると3時間から4時間では、排泄すると言われています。

健康的なフェレットのうちは、適度な硬さと適度な水分、便の色も濃い目の茶色となります。

トイレの異常

これまでは、何の問題もなく、トイレを綺麗に使用していたにもかかわらず、急にトイレを使用せず、粗相をするようになったり、いつもよりも頻繁におもらしをするようになったと感じたら、うんちの状態も確認してみましょう。

便の色は、いつもとは違って、柔らかかったり、色に違いが見られる場合には、何かしらの病気になっている可能性があります。
与えている食事を変えた時期にもこのような症状が確認されますが、数日たってもなかなかうんちの状態が改善されない場合には、速やかにかかりつけの獣医に相談するようにしましょう。

トイレの異常を感じたら、排泄の状況もしっかりとチェックしてみるといいでしょう。
例えば、排泄時に痛みを感じているような仕草を見せた場合には、うんちが硬く、出が悪くなっている事があります。
そのような場合には、水分の量が少ないなっている可能性が考えられますので、一度補給する水の量を増やしてみるといいでしょう。

タール色の便には注意をしよう

体質に合わないフードを与えている場合には、胃腸障害を引き起こしていることがありますので、食事を改善することで、3,4日では便の状態が改善されます。

ただあまりにも長く続いたり、赤っぽく黒いタール色の便をした場合には、注意が必要です。
赤黒い場合には、便に血が混ざっている可能性があります。

購入したばかりのフェレットの便がこのような赤黒い色をしている場合には、かなり注意が必要で、海外から輸入しているフェレットに見られるアリューシャン病の可能性も疑われます。

日本国内では、まだ例はありませんが、近年フェレットの人気をともに、繁殖業者が多くなっていることも事実です。
粗悪な繁殖によってこれらの病気の危険性もゼロではないという事です。

またアリューシャン病でないにしても、何らかのウイルスに感染している事も考えられますので、便に直接触れたりしないように速やかに医師に対応してもらいましょう。

緑色のうんちや粘液状のうんち

ゆるめで緑色のうんちをする場合には、風邪やストレスが原因の消化不良が第一に考えられます。
また長く続く場合には、細菌性の腸炎の可能性もありますので、他の動物や飼い主に感染しないように速やかに対応してください。

ドロドロとして粘液状のうんちは、環境の変化によって過度のストレスが引き起こす消化不良の場合があります。
特に免疫力の弱い赤ちゃんフェレットに多く見られる症状です。

これらの症状は環境に慣れてくることで徐々に改善されます。
ただ粘液状のうんちに鮮血が混ざっている場合には、腸粘膜出血の可能性も考えられます。

そのままの状態では、他の病気になる場合もありますので、うんちの状態を医師に説明し、正しい措置を受けるようにしてください。


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