フェレットを飼育するためには、いろいろな飼育用品があります。
例えば、フード皿や給水ボトル、トイレやハンモック、カーペットやリードなどなど用途に応じていろいろなものがあります。
これらの飼育用品をしっかりと管理しなければなりません。
口にするものは常に清潔に管理しよう
ドライフードを使用しているからとフード皿を一度も洗った事がないという飼い主も多いようですが、フード皿はカビが繁殖しやすくなっています。
フェレットの唾液やドライフードのカスが付着していますので、目に見えない虫やカビがついていることがあります。
その上に新しいフードを追加すると、フェレットは菌と一緒に食事を食べていることになります。
また新しいフードはすぐに腐れやすいと思いますので、フェレットの健康に悪い影響を与えてしまいます。
フード皿は、1日1回必ず洗うようにしてください。
ただし、洗剤を使用する必要はありません。
熱湯処理をし、しっかりと水気を拭きとって、できれば完全に水気を取るために乾燥させるのが理想的です。
給水ボトルも同様に1日に1回は、水をぬき、綺麗に中を洗浄したあとに新しい水を追加するようにしましょう。
ハンモックやカーペットなど布製の管理
フェレットの寝具として活用しているハンモックやケージの下に敷いているカーペットなども敷きっぱなしにしてはいけません。
フェレットの排泄物が付着し、そこら辺に菌をまき散らしている事があります。
フェレットの体調にも悪影響をあたえますが、人間の生活環境にも決して良いとは言えません。
また動物臭いと感じるのは、それらの布製を長い間放置していることで、悪臭を放っている事が考えられます。
頻繁に取り替えるのは、難しいと思いますので、1週間に1回、お天気の良い日に干すようにしましょう。
強い洗剤と香りの強い柔軟剤を使用すると、嗅覚の鋭いフェレットに苦痛になりますので、洗剤を使用する場合には、無香料の物を利用し、綺麗に洗浄剤を落とすようにしましょう。
臭い匂いを消すために、消臭スプレーを吹きかける人がいますが、あまり意味はありません。
逆にフェレットにとって居心地が悪くなりますので、使用しないようにしてください。
外出やお散歩グッズの管理
移動用のキャリーバックやリード、ハンモック、ケージなども天気の良い日を見つけて、天日干しをしましょう。
洗剤などを使用してゴシゴシ洗う必要はありませんが、軽く絞った雑巾で、綺麗に汚れを拭きとって、太陽にあてて、綺麗に除菌するといいでしょう。
飼育用品を定期的に綺麗にすることで、室内の動物臭さを解消できると思います。
また身の回りの管理がしっかりとできると、フェレットの健康管理にも繋がりますよね。
大変かもしれませんが、できる限り飼育用品を生活に保てるようにしてください。
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