よく寝るフェレットは、起きている時間はすごく短いですが、その分たっぷりと体を動かしています。
とても好奇心旺盛で、すべてのものに興味を抱き、活溌に動きまわります。
社交的な性格で、飼い主を遊んだり、他の動物に興味を示すなど、とにかく活動的ですから、1日中ケージの中に閉じ込めているとストレスを抱えるようになります。
ストレスやフェレットの性格を凶暴化したり、体調を悪くするなどの健康面にもよくありませんので、できるだけ運動を兼ねて一緒に遊ぶ時間を作りましょう。
おもちゃが大好きなフェレット
フェレットをケージから出して、放牧する時間を1日1回、1時間程度と決めて行うといいでしょう。
例えば、帰宅後、フェレットをケージから出し、めいいっぱい運動をさせるようにしましょう。
毎日それを日課にするとフェレットは飼い主の帰宅が待ち遠しくてしかなくなるかもしれませんね。
その場合には、大好きなおもちゃを利用しましょう。
フェレットは動くものにとても関心をしめしますので、猫じゃらしなどは人気のおもちゃです。
その他にも潜ったり、隙間が大好きな習性をいかし、かごや袋などの入れ物を与えると、中に入っては潜ったりと勝手に一人遊びを始めます。
かごや袋に潜って遊んでいる姿は、動画サイトなどにも紹介している方がとても多く、無邪気な姿を見ているだけで、仕事の
疲れも吹っ飛んでしまうほどですよね。
中には、おもちゃではなく、風呂敷などを利用し、フェレットと包んではその上からコチョコチョと刺激すると、面白がって、飼い主とじゃれるフェレットもいます。
穴掘り名人フェレット
おもちゃ以外にも砂場に穴を掘って、体をくぐらせるのも得意なフェレットは、細く長いトンネルもとても大好きです。
フェレット用のトンネルはペットショップにも販売されていますので、フェレットの運動のために準備してあげるといいでしょう。
ただし、室内にある観葉植物の土を掘って部屋中をほった土で散らかす場合もありますので、室内の観葉植物はネットを張るなどの対策が必要ですよ。
遊ぶ時間の作り方
フェレットは、いつも決まった時間にケージから出してもらう生活を送っていると、それが当たり前のように感じます。
その為、決まった時間にケージから出してもらえないと、イライライしてケージ内で暴れることがあるでしょう。
動物には時計というものがありませんが、体内時計で今がどのくらいの時間なのかを判断できるのです。
その為決まった時間に帰宅できない場合には、フェレットのストレスがひどくなる事がありますので、遊ぶ時間を一定にしないほうが良いという見解もあります。
例えば犬の場合、同じ時間に散歩にいけないと、たとえその日が外出が難しい大雨であっても、しつこく吠え続けたりするようです。
飼い主のライススタイルの安定とフェレットとの関係がよく保たれるように、いろいろな工夫が必要なのです。
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