生後間もない赤ちゃんフェレットを迎え入れたら、先ず最初に行うのがトイレの場所を教えることです。
成熟し、性格などが形成されたフェレットにしつけるよりは、まだ教えやすいと言われていますので、根気強くトイレの場所をしつけられるようにしてください。
フェレットの赤ちゃんにトイレを場所を教えるのは、焦らない飼い主の広い心構えが必要ですよ。
快適なトイレ環境を整えてあげよう
トイレの場所をスムーズに教えてあげるためにも、フェレットが使いやすいトイレを作ることです。
少しでも使いづらいとフェレットが感じてしまうと、トイレの場所で用をたすことが嫌になってしまいます。
嫌な記憶をインプットさせないためにも、使いやすいトイレ作りに力を入れましょう。
ケージの中にトイレを設置しますが、フェレットの習性を考えて角に置くようにしてください。
ここがトイレだと分かるように予め排泄物を少し残したり、匂いをつけておくといいでしょう。
フェレットがトイレを綺麗に使う事ができた場合には、優しくちょっと高めの声で褒めてあげてください。
フェレットは、通常起きてから15分から20分くらいを目安にトイレを使用すると言われています。
この習性を利用し、寝起き20分くらいは、ケージの外に出さずトイレを済ませてから、遊ぶようにしましょう。
トイレの範囲をひろげよう
ケージ内のトイレがしっかりと使用出来るようになったら、今度は、放牧する室内にもトイレを幾つかセットしましょう。
遊んでいる最中にフェレットの行動をよく観察するとうんちやオシッコをする前の行動が分かるようになります。
その場合には、トイレまで誘導してください。
何度も同じ事を繰り返し続けることで、次第にトイレを使用できるようになります。
トイレは常に綺麗に掃除しよう
フェレットはとても綺麗好きですから、トイレの掃除がされていない場合、別の場所でオシッコをするようになります。
ですから、トイレは常に綺麗に掃除するように心がけてください。
過って別の場所で粗相をした場合には、匂いが残らないようにしっかりと除菌してください。
少しでも匂いが残っているとその場所もトイレだと認識するようになりますので、注意をしましょう。
夏にトイレをベットにするフェレット
フェレットは、トイレに敷いてある冷たい砂の上で寝てしまう事があります。
特に夏場の暑い時期にそのような行動がよく見られるようになりますので、トイレ以外の場所にひんやりとした冷たいタオルなどを敷いて寝床とトイレの区別をさせるようにしてください。
それ以外にもトイレの砂を過って食べてしまう赤ちゃんフェレットもいますので、食べると苦味を感じる砂や大きめの粒の砂に変えるなどの工夫をしましょう。
その他にも食べても大丈夫という砂もありますが、排泄物がついている砂を食べてしまう癖がついてしまいますので、下痢の原因になることがあります。
フェレットがトイレの砂を食べる場合、お腹が空いている可能性もありますので、常に新鮮なフードが食べられるようにするのもいいでしょう。
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