健康的なフェレットの爪は、ある程度伸びると自然と抜け落ちる事があります。
ただ体調の影響によっては、爪がなかなか剥がれず異常なまでに伸び続ける事があります。
また爪が伸びすぎると、先端がとても鋭い形状になり、飼い主と遊んだりじゃれたりした場合に、大怪我をする危険性もあります。
伸びた爪は、フェレット自身の体を傷つける事もありますので、飼い主が定期的に爪のケアをしてあげるようにしましょう。
伸びた爪の先には、汚れも付着しやすく、衛生面にも良いとは言えません。
子供のうちに爪切りに慣れてもらうようにすると、大人になった場合にも特に問題なく爪のケアがしやすいと考えられます。
どうしても爪のケアができないという飼い主は、ペットショップや動物病院へ依頼することをオススメします。
寝ている時間を利用して爪を切る
フェレットの爪切りを安全に切るためには、抱っこをして爪を固定するといった状況に、慣れてもらわなければなりません。
日頃から抱き癖のあるフェレットであれば、問題なく爪切りに応じてくれると思いますが、なかなか抱かれないフェレットの場合には、爪を切る事はできないでしょう。
そこでフェレットの寝ている時間を利用することをおすすめします。
フェレットは約20時間程度の睡眠を取ると言われています。
一度眠りにつくと、とても深く寝てしまい、体を抱きかかえても全く気が付かいない子もいます。
寝ている間に、抱いて、膝の上に置いて見るといいでしょう。
それでも動く気配がない場合には、ゆっくりと爪を切って下さい。
突然目が覚めて、指にケガをしないように十分な注意が必要です。
フェレットの性質を活用しょう
フェレットは子猫のように、首の後ろの辺りを掴まれると気持ちが良くリラックスすることがあります。
このような性質活用して、爪切りの際にできるだけリラックスしてもらうように工夫をしましょう。
爪を切っている間は、気持ちが良いということを覚えると、爪切りが楽にできると思います。
おやつを活用しよう
爪を一つカットする度に、ご褒美としておやつを上げるようにしましょう。
じっと我慢できたら、おやつがもらえるという学習をすると、フェレットは爪を切られている間、体を動かせずにじっと待つ事ができます。
知能の高いフェレットですから、爪切りをしつけとして覚えさせるようにしましょう。
ただし、爪切りの際に痛い思いをさせてしまうと、二度と爪をカットさせてもらえない可能性がありますので、十分に注意をしながら行うようにしてください。
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