体長がとても小さく、活溌なフェレットは、知能の高い動物としても人気が高くなっています。
人間と生活をともにできるほどの知能をもっており、飼育の方法によっては、会話を楽しむ事ができるのです。
繰り返し努力すると約束が守れる
フェレットを飼った方がまっさきに悩むことの一つにしつけがあります。
何をいっても全く聞いてくれない、トイレや噛み癖が直らず、飼い主になついてくれないといったトラブルもあります。
しかしこれらの問題を抱えている飼い主は、きっとフェレットとの会話がうまくできていないのかもしれません。
どうやって動物を会話ができるんだって怒鳴る方もいるかもしれませんが、飼い主が努力し、繰り返し同じように接することで、フェレットは高い能力をもって、人間の言おうとしていることを理解するようになります。
会話と聞くと、同じ言語で言葉を交わすという意味に囚われてしまいますが、当然フェレットとは言葉を交わすことはできません。
フェレットと会話を楽しむというのは、互いの気持ちを理解してもらう他にないのです。
例えば、飼い主が繰り返しトイレの場所を教えることで、フェレットは、次第にそのことを理解するようになります。
すぐには、難しいですが、フェレットがトイレに行きたいような素振りを見せたら、すぐにトイレの場所に誘導するなどの努力をしましょう。
繰り返し繰り返し同じように接すると、小さい頭でいろいろなことを理解するようになるのです。
フェレットの気持ちを理解しよう
フェレットを長く飼っている方は、ちょっとした動きや鳴き方だけで、今、どのように接してほしいのか、何をして欲しいのかが分かるといいます。
他の人にとっては、同じ鳴き方のように感じる事も、毎日じっくりと観察しているうちに、何を言いたいのか伝えたいのかを理解出来るようになるのです。
飼い主がそれに応えてくれるとフェレットはとても気持ちがよくなりますので、飼い主に対する信頼感がとても強くなるでしょう。
帰宅後、真っ先に目をみて会話を楽しもう
長く留守にしているフェレットに、帰宅後、声をかけていますか。
一人ぼっちで寂しくしているフェレットは、飼い主の帰宅を心待ちにしています。
それなのに、全く声をかけず、ケージからも出してもらえないといった態度をとると、フェレットと楽しく会話ができなくなります。
フェレットの目を見て、ゆっくりとただいまと一言声をかけるだけで、この言葉を聞くと安心すると認識出来るようになります。
フェレットの気持ちを感じ、フェレットに気持ちを伝える努力をすることで、ちょっとした仕草や鳴き方一つで様々な事が分かるようになります。
会話をかわさなくても、空気でもって感じられるというのは、長年連れ添った夫婦のようですよね。
フェレットとの毎日をもっと充実するためにも、会話ができるような飼い方をしなければなりません。
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