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フェレットの飼い方~初心者の飼育法~

フェレットの耳掃除

フェレットの病気の中で、耳に発症するものがあります。
真菌性の外耳炎ですが、元々体に存在する常在菌のマラセチアというカビが悪さをするのですが、フェレットの他に犬や猫に起きる症状です。

耳の垢を栄養に菌を繁殖さえ、強烈なかゆみと悪臭を放つようになります。
この病気にかかったフェレットは異常な痒さで、無心で耳をかきむしるようになります。

ひどい場合には、耳から出血や化膿といった症状になり、次第に睡眠までも阻害され、精神的にも悪影響を与えてしまいます。
一度この菌が繁殖すると掃除だけでは取り除く事はできませんので、すぐにかかりつけ医で処置を受けるようにしてください。

日々の耳掃除で予防できる

マラセチア菌の繁殖を防ぐためには、日々のケアが必要となります。
ただし人間のように、耳掃除が大好きなフェレットは残念ながらいません。

起きているときに耳の掃除をすることはとても不可能だと考えられます。
そこで寝ている時間を利用して耳のケアを行うようにしてください。

その時の注意点ですが、人間の耳掃除に使うような綿棒や竹の棒を使用するのは大変危険です。
突然目が覚め、体を動かした瞬間に、綿棒などを突き刺してしまう可能性もあります。

耳掃除の方法

フェレット用の耳掃除のグッズ一式が販売されていますので、それらを活用することをオススメします。
ただし、耳掃除に慣れていない場合には、ペット用の綿棒を無理に使用するのはとてもむずかしいと思いますので、指にティッシュや布を巻き付け、そこへイヤークリーナーを湿らせるといいでしょう。

フェレットの耳の奥まで指を入れる必要はありません。
見えるところだけで構いませんので、汚れを軽く拭き取るようにしましょう。

クリーナーの中には、耳の中に数滴垂らし、耳をマッサージするだけで奥の汚れが取れるものもあります。
その場合には、浮き出てきた汚れを軽くティッシュで拭き取るだけで耳の掃除が簡単にできます。

拭き取る際に強く布やティッシュを押し付けると皮膚に傷を作ってしまう事がありますので、優しく処理を進めるようにしてください。

ペットショップや動物病院では、フェレットなど動物の耳の掃除を安く受けているところもあります。
定期健診の時に一緒に措置を受けるのもいいかもしれません。

動画サイトでも耳掃除がチェックできます

現在インターネットの動画サイトには、実際にフェレットの耳掃除の様子を細かく配信している方がいますので、自分でケアをしたいと思う方は、一度アクセスしてみるといいでしょう。

フェレットに痒い思いをさせないためにも飼い主の日々のケアが必要となります。


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