フェレットに与えるおやつについて詳しく知らない飼い主も多く、そのせいで体調を崩しているフェレットも意外と多いようです。
特に人間と同じようなスナック菓子や果物などを気軽に与えては絶対にいけません。
ついついという安易な気持ちで与えると、死に至る症例もありますので、注意をしましょう。
その他犬用や猫用のおやつなどをあたえるのも大変危険です。
勘違いが多いフェレットのおやつ
フェレット専用のフードやおやつの袋に記載されている原料を見て、その食物を与えても大丈夫だと勝手に判断している飼い主もいるようですが、これは大きな勘違いです。
例えば、とうもろこし等が原料になっているおやつやフードがあるからといって、フェレットに本物のとうもろこしをそのまま与えて良いというわけでは決してありません。
フードに含まれている穀物の量はごく僅かな量で、肉食系のフェレットにとっては、穀物をメインにするなど到底やってはいけない行為です。
フェレットは、自分で好きなものを選んで食べることはできません。
その為飼い主の勘違いによって与えられたものを食べるしかありませんので、飼い主は誤った情報によってフェレットにおやつを与えることはやめるようにしましょう。
またフェレットにレーズンを与えても良いと言われたから毎日あげているという飼い主もすごく多いようです。
レーズンはおやつにあげることはあっても大量に与えることは絶対にやめましょう。
なんでもそうなのですが、適量というものがあります。
与えていいものと与えていい量は全く違いますので、どのくらいの量なら大丈夫なのかまで真剣に考えておやつをあげるようにしましょう。
主食だけで栄養価は十分です
おやつを必ずしもあげなくてはいけないということは一切ありません。
フェレットが健康で、いつまでも長生きしてもらうためには、おやつは必要ないといってもいいでしょう。
販売されている高品質のフェレットフードは栄養バランスに優れていますので、1日の量をしっかりと正しく与えてさえいれば、おやつなどを必要とせず、十分に健康を維持できます。
おやつを与えることで、カロリーをオーバーしたり、乳糖や脂肪を過剰に摂取する事になりますので、体に良いとは決していないのです。
しつけやコミュニケーションの一貫としておやつを与えている場合には、少量を与えるようにし、主食フードをおろそかにしないように工夫をしなければなりません。
おやつやジャンクフードの味付けに口が慣れてしまうと、フェレットは徐々に主食フードを好まなくなりますので、食事が偏り、栄養が十分に摂取できなくなります。
そうならないためにもおやつはできるだけ与えないようにし、毎日バランスのとれた食事を与えるように心がけましょう。
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