私達人間は、好きなときに好きなだけいろいろなものを食べる事ができます。
フェレットの場合は、そうも行きません。
フェレットの好き嫌い問わず、飼い主の選別したフードを与えられている分量だけ食べなければなりません。
飼い主も本当は、チョコレートやお肉など美味しい物をフェレットに自由に与えたい気持ちはありますが、フェレットの健康を管理するためにも決められたフードしか与えられないのです。
自由に好きなモノが食べられないフェレットに対し、せめて体に良い物を与えたいですよね。
フェレットフードを購入する場合には、できるだけ安全性に優れたフードを選びたいという気持ちはありますが、どうしても価格が安いものに手が伸びてしまうことでしょう。
それをフェレットが美味しく食べ、特に体にも悪い影響がないと分かれば、それほど躊躇しなくなるほどフェレットのフードに対する感覚が麻痺してくるのです。
粗悪なフェレットフードによる健康被害
フェレットフードに限らず、ペットフードは材料がく副産物になっており食肉用に加工され残った部分を、特殊な製法によりドライ加工されたものがフェレットフードです。
副産物には、骨や羽、毛や血など使用できるのもは、全部使用しています。
コストをできる限りおさえ、少しでも利益をあげたいという気持ちが強い業者によっては、飼い主が想像もできないようなものを配合していることも考えられます。
ペットフードを取り巻く法律や規制は、未だ甘く、原材料の表記をみても、本当に使用していいのかと頭を抱える事も多々あるのが現状なのです。
残念な事に粗悪なフェレットフードを与え続けることで、ガンやその他の病気を発病させてしまう事もゼロではありませんので、
いかに粗悪なフードが悪いのかを容易に理解できるのではないでしょうか。
フード記載事項の実態
フェレットフードに限らず、動物のフードに使用されている原料については、その全てを記載するという義務は今のところ明確にされていません。
ほとんどの業者は8割程度の表記はしているものの、万が一従わないとしてもこれといった罰則がないことも事実です。
その為ペットフードの明記を100%信じてもいいのかというと残念ながらそうとも言い切れません。
フェレットのことを先ず第一に考え、良いフードを与えたくても本当にこれが良い判断であるのかを明確にするのは、今のところ難しいのです。
ただあまりにも安いフードを使用していると、確実にフェレットの健康を脅かすことは、間違いないといえるのです。
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