フェレットは、1日数回に分けて食事をとりますが、それ以外の時間にちょっとしたおやつを与える事も可能です。
しつけの時におやつを与える方もいますが、おやつのあげすぎによってメインの食事がおろそかになったり、高カロリーになって糖尿病などの病気を発症することもありますので、与える量に気をつけるようにしてください。
おやつの与え方
人間と同じようにフェレットもおやつが大好きです。
飼い主とフェレットとのコミュニケーションをとるためにもある程度のおやつを与えても問題ありません。
ただしおやつをあげる量については、主食のフードの量を超えてはいけません。
適量と言われているのが主食フードの10%以下となりますので、これを目安におやつを与えるようにしましょう。
注意して欲しいのが、市販されているジャーキーなどです。
フェレット用として販売されていますので、ほとんどの飼い主が安心して与えているようですが、中には、消化されにくいおやつも販売されており、腸閉塞の原因になることもあります。
ドライフルーツやジャキーの場合、腸を通過できる大きさ以上のサイズで与えることは大変危険です。
フェレットは食事をしっかりと噛んで飲み込むことはありません。
一般的に与えられた物を丸呑みする傾向にありますので、腸の大きさ以上のおやつを与えることで、詰まってしまう可能性もあります。
サイズが大きいと判断した場合には、小さくカットして腸につまらさないように注意をしてください。
ちなみに腸をスムーズに通過できる大きさは、5mm以下と言われています。
栄養補助食品について
近年のペットブームの影響を受けて、フード以外にもおやつやサプリメントのような栄養補助剤も幅広く販売されています。
健康のためにもサプリメントを利用している飼い主も年々増えているようですが、栄養補助剤に頼りすぎると健康を維持できるどころか、逆効果になる危険性も否定できません。
与え過ぎたや主食フードとのバランスが悪くなると下痢や嘔吐の原因になり、高カロリーになることもありますので、それぞれの栄養成分を把握し、足りない部分などを補えるように上手に活用するようにしましょう。
栄養剤などを与えた後に、下痢の症状が確認された場合には、速やかに使用を中止し、体調を確認しながら量を調整できるようにしてください。
体調が悪い場合にはおやつは即禁止にする
フェレットが美味しそうに食べるからといって、おやつを与えすぎるのは絶対に良くありません。
特に病気や体調が悪い場合に、食べやすいおやつを与えることは危険です。
体力が低下している時ほど、内臓機能が正常に機能せず、消化不良を引き起こす可能性が高くなっていますので、体調が万全の時に与えるようにしてください。
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