フェレットをはじめて飼う場合には、与えるエサの分量に頭を悩まされる事が多いと思います。
フェレットは、1日の分量を数回に分けて食べますので、外出が多い飼い主の場合には、フード皿には1日の分量を多めに入れておく必要があります。
フェレットは、夜に目が覚める事が多く、飼い主が寝ている間にエサを食べる事があります。
寝る前に新鮮なフードを補充し、朝にまた新しいエサを入れておくなどの工夫をしましょう。
犬や猫のようにフード皿に入っている食事を一度に食べることはありませんので、フェレット自ら食事の量を調整しながら摂取するでしょう。
フェレットが決められた分量を食べず食事が残っている場合には、おやつのあげすぎなど主食フード以外の間食が多いといえますので、おやつを控えるなどの工夫をしましょう。
幼獣期のフェレットのエサ量
ペット・ショップからフェレットを購入した場合には、これまでどのようなエサを食べ、1日にどのくらいの量を摂取していたのかをペット・ショップの方に確認しましょう。
ドライフードをふやかして与えていた場合には、同じメーカーのフードを与えるようにし、徐々にドライフードに切り替えるようにしてください。
予め食事の量や種類、好みなどを知っておくと食べ慣れているものから別のものに変更するようにしましょう。
環境の変化と食事の種類などすべてがいきなり変わってしまうと、食欲不振の原因になりますので、環境に慣れてくるまではこれまでと同じような食事を続けるようにしましょう。
生後間もない赤ちゃんフェレットの場合、食事を喉につまらせる事もありますので、新鮮な水でふやかしたフードを与えるようにしましょう。
フードを一つとって指で潰せるくらいがちょうど良い硬さだといわれています。
高齢期のフェレットのエサ量
人間と同じようにフェレットも年齢を重ね高齢になると、徐々に食事の量が減ってきます。
その為体力や免疫機能も低下しますので、高齢期にあった食事を選ぶようにしましょう。
また消化能力も低下する高齢期には、一度にたくさんの量を与えると消化不良を引き起こし、腸閉塞などの危険もありますので、一度に与える量を減らし、1日の食事の回数を増やすように工夫をしましょう。
通常フェレットのエサの量は、体重1.5kgに対し1日200から300カロリーが適量と言われています。
オスで50から70g、メスで40から60gのフードが適量ですからこれを目安にそれぞれの時期にあった食事の与え方をするように心がけましょう。
ちなみに主食フードが9割とするとおやつなどの補助食は1割程度にとどめるようにしましょう。
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