飼っているペットがプクプクと太っているのは、見てるだけでなんだか癒されますよね。
テレビや雑誌で、丸々と太っている猫や犬の映像が映されますが、ぬいぐるみのようね本当に可愛いと思います。
しかし動物にとって肥満というのは、本当に危険なことですから、見てるだけで癒されるという人間のエゴだけで管理することはやめるようにしましょう。
肥満フェレットの原因
フェレットは、シャープな体と活溌な動きが特徴的なペットです。
運動量がたかく、起きている間は常に動き回っている印象があります。
しかし最近おデブのフェレットも実は非常に多く、動きが鈍く、ほとんどケージの上でぐうたらしているというのです。
フェレットは、子供の頃から大人に成長するにあたって、若干お尻周りやお腹周りの肉付きがよくなりますので、ややふっくらとした体型に変化します。
これは、成熟している証拠ですから特に肥満になったというわけではありませんので、心配する必要はありません。
またフェレットの肥満の原因は、運動不足と判断することも間違っています。
人間のように体を動かさずにいるから太ったということだけではありませので、体重が増えたから激しい運動を強いる事も必要ないのです。
フェレットが肥満になってしまう原因は飼い主のおやつの与え過ぎが最も大きいのです。
ジャーキーやジャンクフードなどを大量に与え、主食のフードを上回る量を1日に何度も与えていると確実に肥満になります。
フェレットが味の濃いジャンクフードに慣れてしまうと、次第に主食のフードを好まなくなりますので、飼い主もついついジャンクフードを上げてしまうのでしょう。
肥満による病気
ただし、そのような食生活を与え続けていると脂肪肝などのいろいろな病気になること確実です。
糖尿病などになるフェレットも近年増加傾向にありますので、おやつの与え過ぎには、十分に注意が必要です。
肥満にならないためには、主食のフードの量を減らしたり、運動を強制するなどの人間のダイエットに似たことをする必要はありません。
これまで大量に与えていたおやつを減らし、1日に与える食事のバランスを整えるようにしましょう。
体重が減少すると、これまで同様に体を動かすことが徐々に楽しくなりますので、肥満体質を自然に改善できるようになるでしょう。
フェレットを肥満にしてしまうのは、飼い主の食事の与え方に問題があるといえますので、大きな病気にさせないためにもフェレットの健康に良い食事を与えるように努力しましょう。
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