フェレットと人間は、全く会話ができないと思っていませんか。
出来るといえば嘘になりますが、フェレットの気持ちを理解することは可能です。
ボディーランケージの意味を理解しよう
フェレットの言いたいことが分かればとても飼育がしやすいと思いませんか。
確かに言葉を交わすことはできませんが、フェレットの行動を観察すると何がしたいのか、何を伝えようとしているのかが分かるようになります。
フェレットの行動の意味が分かってくると、トイレのしつけや噛み癖、遊び方などの方法が全くことなり、これまで以上に飼育がしやすくなるでしょう。
例えば背中を弓のように曲げて、ジャンプをするような仕草をするフェレットがいます。
この行動のことをイタチダンス、飛び跳ねダンスなどといろいろな表現がありますが、自分のことを見て欲しいというアピール行動なのです。
一緒に遊んでほしい、構って欲しいと感じているフェレットがこのような行動をするのですが、その他にも、何度も頭を左右に振ったり、胴体をひねるような仕草も同じような意味があると言われています。
その他にも飼い主の足元に軽く触って、部屋中をついてまわるような行動をするフェレットがいます。
飼い主の動きにあわせて小さい体を一生懸命つけている様子が確認できますが、その場合、フェレットは飼い主に抱っこして欲しい、甘えさせて欲しいというアピールをしていると判断できます。
また角に向かって後ろ歩きをしているへんてこな行動は、トイレをもよおしている合図になります。
トイレのしつけができていない場合には、そのような仕草が確認できたら、速やかにトイレの場所に誘導するようにしましょう。
怒りの合図
フェレットは興奮したり、機嫌が悪い場合には、激しく尻尾を振って全身を使って怒りを表現します。
尻尾を逆立てている場合には、何かしらに恐怖や怒りを感じている仕草になりますので、この時に大声を出して怒鳴ったり、必要以上に体に触れたりするのは、よくありません。
もしかすると過って指などを噛まれる事もあるでしょう。
フェレット同士しでこれらの行動が確認された場合には、激しくケンカが始まる合図の場合もありますので、すぐに2匹を離すようにしてください。
興奮している場合には、飼い主は、優しく背中や頭を撫でてあげたり、逆だった毛がおさまるまでそっとしてあげるようにしましょう。
フェレットの日頃の行動をじっくりと観察していると、様々な仕草で何をしたいのかが理解出来るようになります。
会話ができなくとも、フェレットの気持ちが分かるようになりますので、その分飼育がしやすくなるのではないでしょうか。
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