フェレットは、様々な場所で繁殖がおこなわれ、世界中から国内に輸入されています。
ファームによってそれぞれに体質や性格が異なり、また飼い主によってもフェレットに与える生活環境が異なりますので、体質に変化がおきます。
その為病気になりやすい子となりにく子がいることも事実です。
一度も病気をせず寿命を全うするフェレットもいる一方で、すぐに体調を崩しやすいデリケートなフェレットもいます。
下痢としやすいデリケートなフェレット
特にフェレットは、下痢を引き起こしやすい体質にあると言われています。
ショップから新しい環境に移った場合には、その環境に慣れるまでの数日間下痢を起こしやすいと言われています。
下痢の原因は、様々で、先天的におなかの弱いフェレットも多いようです。
ただウイルスの感染によって下痢になっている事もありますので、安易に捉えないように注意をしましょう。
またフードの種類を変えたり、水の飲み過ぎ、ストレスや風邪など様々な原因が考えられますのでしばらく様子をみて下痢が長く続いたり、下痢の中に血が混ざっているなどの異常がある場合には、速やかに病院で検査をしてもらいましょう。
危険な下痢の症状
例えば、下痢の症状が2日以上も長引いている、下痢と同時に嘔吐も繰り返す、体重の減少や食欲不振、水分を取らずただ寝てばかりいるという場合には、何らかのウイルス感染や大きな病気によるものが考えられます。
フェレットが下痢をしたら、すぐに片付けるのではなく、先ずは便の様子を確認しましょう。
ウイルス感染の場合、便に触れると飼い主が感染することもありますので、注意しながら確認してください。
緑っぽいものが混ざっている場合には、腸壁が剥がれ落ちていることがありますので、脱水症状に注意をし、水分を少しづつ与えるようにしましょう。
吸収力が高いフェレット専用の栄養ドリンクなどを与えるようしてください。
ドロドロとしたタールのような便や異物が混ざっている場合には、速やかにかかりつけ医に見てもらいましょう。
下痢の原因
フェレットが下痢になる原因は色々とありますが、散歩の途中に落ちている物を食べてしまったり、いつもとは違う物を食べてしまった可能性もあります。
また人間用のミルクやチョコレート、ネギ類を与えることで中毒症状になることもあります。
コクシジウムや回虫など寄生虫による可能性も高くなっていますので、いつもの下痢の症状とは違うと感じた場合には、早期対応が求められます。
フェレットを新しく迎える場合、もともといたフェレットが下痢をする場合もあります。
ストレスによるものが原因だと考えられますが、新しくきたフェレットが細菌を持っている可能性も考えられます。
ショップから新しくフェレットを迎えるばあいには、早期に健康診断を行うようにしましょう。
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