フェレットは鳴かない?
フェレットは犬のように無駄吠えをしないからアパートやマンションで生活をしている方に好まれているとよく耳にしますが、本当にフェレットは、どんな時でも鳴かず、静かにしているものなのでしょうか。
実際にフェレットを飼っている方のブログや動画サイトを除いてみると、激しく興奮して鳴いているフェレットや子供のフェレットが夜中に鳴いて困っているという事もあるようです。
フェレットは確かに他の動物に比べると、ご近所に迷惑になるような鳴き方はしませんので、アパートやマンションなど密集している場所で飼うには適している動物だと言えます。
ただフェレットにもいろいろな事情がありますので、飼い主にそれを伝える為の手段として激しく鳴いたり、夜中寂しそうに鳴き続ける時があります。
フェレットが鳴くとすぐに怒鳴りつけたり、無理に泣き止ませたりするのではなく、なぜ鳴いているのかを考えてみるのはどうでしょうか。
環境の変化に敏感なフェレット
フェレットを新しく迎え入れた場合、その環境に慣れるまでは数日から数週間鳴き続ける事があります。
これまで他のフェレットやペットショップの方と慣れ親しんだ環境から自分の意思とは全く関係なく、違った環境に連れて行かれるのですから、不安になるのは当然のことなのです。
特に生後間もないフェレットは、母親が恋しくて悲しい鳴き方を続けるとも言われています。
飼い主がフェレットの気持ちにより添えず、つらい対応をしてばかりいると、なかなか新しい環境を受け入れる事ができずに、半年から1年以上は鳴くことをやめない子もいるかもしれませんね。
このようなことからも新しくフェレットを迎え入れた時期は、できるだけその環境に慣れてもらえるよう優しく対応してみるといいでしょう。
この時期の鳴き声は、仕方ないと諦めるのもいいかもしれませんね。
不安を解消するとフェレットは落ち着く
子供のフェレット以外でも、突然鳴くことがあります。
フェレットを取り巻く環境に何か変化があった場合には、そのストレスから激しく鳴くこともあります。
一例を上げると、飼い主がケージの中の掃除を怠ると、フェレットはその中で快適に過ごすことができず、強いストレスを抱えるようになり、その結果シーシーを威嚇するかのように鳴くことがあります。
また飼い主の仕事が忙しく、なかなかかまってあげられず、ケージからも出してもらえないと不満が蓄積し、鳴くことがあるでしょう。
このような場合には、飼い主に何か訴えていると考え、その原因を解消出来るように努めてください。
ペットとして愛される動物は、できるだけ鳴かないというのが今や当たり前のようになっていますが、動物が鳴くのには、それぞれに理由があります。
その理由を理解しようと努力することで、ペットとの信頼関係を深める事ができ、新しい環境にも安心して生活出来るようになるのだと考えます。
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