国内のフェレットはほとんどが外国生まれ
現在、国内のペットショップには、多くのフェレットが存在しています。
取り扱っているショップの数はまだまだ少ないのが現状です。
日本で多くの方に愛されているフェレットのほとんどがはるばる遠い海の向こうから渡ってきた子たちばかりです。
外国にあるファームいわゆる繁殖場で生まれた子どもたちで、そのサイズはファームによって違います。
平均的な大きさですが、大人の男の子のフェレットで、体長40cmから50cm、体重が1.5kgから2.5kgとなっています。
女の子はやや小さめで、体長が35cmから45cm、体重が0.75kgから1.5kgが平均的なサイズです。
どのファーム出身のフェレットも男の子よりも女の子のサイズが小さめになっているのが特徴です。
また性格についてもファームによってかなりの差はありますが、女の子に比べるとどのファームの男の子も、成長するにつれておとなしい性格で、甘えん坊になる傾向があります。
逆に女の子のフェレットは、大人になると活発でやんちゃ、常に室内を暴れまわったり、イタズラや遊びが大好きで、飼い主とじゃれている傾向にあります。
男の子のフェレットに比べると知能が高く、トイレのしつけもしやすいと言われています。
ただし、ファームによって個体の性格やサイズ、体質や病気に関することは、差があり、育った環境や親の血筋、与えられている食べ物、兄弟とのふれあいが成長過程に大きな影響を与えていることは間違いありません。
ファームによって毛色の呼び名が違う
フェレットには、様々な毛色がありますが、各ファームによってその呼び方にも若干の違いがあります。
現在確認されている毛色ですが、基本的なものに、セーブルやバタースコッチ、シルバーミントやアルビノ、ブラックアイと呼ばれている種類があります。
・セーブル
日本で現在販売されているフェレットの多くは、このセーブルと言われている毛色で、一般的なフェレットカラーといってもいいでしょう。
もっともフェレットらしい色合いで、黒に近い焦げ茶色の顔が特徴で、小さく、目がくりくりっとしています。
セーブルの中でも最も色が濃い目のカラーをブラックセーブルといい、薄めのカラーをライトセーブルと呼んで分類しています。
・バタースコッチ
甘めの色合いをしているバタースコッチは、薄茶色の毛をしているのが特徴的で、淡い色合いが上品さと優しいイメージを与えてくれます。
バタースコッチを更に薄い色合いにしているのもがシナモンカラーで、シャンパンカラーとお洒落に表現するところもあるようです。
・アルビノ
アルビノは、以前、狩猟用として特に珍重されていた種類で、毛質や目の色が薄いのが大きな特徴の一つです。
色素が欠落していることで生まれつき、全体の色が薄く鳴っている種類で、目が赤いことからネズミに近いような印象もあります。
艶やかなで綺麗なホワイトカラーは、根強い人気があり、気品高く、清潔感ある色合いで高額での取引もあるようです。
ただ年齢を重ねるとその毛色はクリーム色に変化することもあります。
その他にもシルバーミントやホワイトファーやブラックアイ、プラチナやパンダ、毛の長いアンゴラフェレットなどの種類があります。
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