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フェレットの飼い方~初心者の飼育法~

避妊や去勢手術のないフェレットのメリット・デメリット

避妊・去勢はなからず必要?

犬や猫、小動物など人間と一緒に暮らしている動物の多くは、避妊や去勢をしているのが今や当たり前の事になっています。
その理由は、人間中心の考えからであって、動物の気持ちには全く関係のないこととなります。

ただ動物が人間と安心して生活をするためには、必要不可欠だと考えている事が多く、現在販売されているフェレットもそのほとんどが去勢や避妊手術が行われているのが常識になっています。

しかし避妊や去勢手術をすることで良い面もありますが、それだけではなく、どうしてもデメリットもあります。
これからフェレットを迎えたい、去勢や避妊手術を考えているという方は、なぜこれらの手術が必要といわれているのか、理解する必要があります。

手術をしていないフェレットの特徴

フェレットの中にも避妊や去勢をしていない子もいます。
その子どもたちが生まれたままの状態であることから、ノーマルフェレットという呼ばれ方をしています。
手術をしていないことで、成長過程における阻害がほとんどなく、骨格が丈夫で、サイズが大きく、元気なフェレットに育ちます。

オスのフェレットは筋肉も発達し、骨が太く健康的なフェレットに成長し、メスのフェレットは、体型が女の子らしくしなやかで小柄な体つきになると言われています。

健康に育つノーマルフェレットのメリット

大きく、健康的なフェレットを迎えたいという方は、生まれてすぐに去勢や避妊手術をしていない子を選ぶといいでしょう。
生後8ヶ月から1年くらいまでノーマルフェレットとして育てることで健康的なフェレットを作ることができます。

活発で、サイズの大きなフェレットを好む方には、とてもオススメです。
ノーマルフェレットは、本来のあるべき姿で成長しますので、ホルモンの分泌バランスも良く、寿命が長いのもメリットの一つです。

気性のあらいノーマルフェレットのデメリット

本来のあるべき姿で成長するノーマルフェレットは病気がなく、寿命が長いといったメリットがありますが、避妊や去勢をしていないことで人間の生活に悪影響を与えることが多くなります。

例えば、発情期になると気性があらくなり、凶暴化することがほとんどです。
気に食わない事があると、飼い主であろうとも鋭い歯で噛む事があるでしょう。

また他の動物が視界に入ることで、縄張りを主張し、臭腺から強烈な悪臭を放ち、人間のストレスを高める事になります。
フェレットを複数飼っている場合には特に深刻で、発情期には、他のフェレットの激しいケンカが繰り広げられる事になり、穏やかには生活できなくなります。

ノーマルフェレットの繁殖にも注意が必要

去勢や避妊手術をしていないノーマルフェレット同士では、当然子供が誕生します。
悪質な人間の中には、これら繁殖目的でノーマルフェレットを入手する人もいますが、無計画な繁殖行動はとても危険です。

遺伝子の近い交配や体質等が違いフェレット同士の交配は、先天的な病気や障害を患っている子を誕生させる危険性があります。
すべての子供を育てる力がないにもかかわらず安易な行動は人間のエゴでしかありません。

ノーマルフェレットを受け入れるには、メリット・デメリットがありますので、じっくりと考えた上で購入を検討してください。


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