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フェレットの飼い方~初心者の飼育法~

高齢期に多くなる白内障

人間は年齢を重ねるとともに、体にいろいろな不調が出てきます。
これは人間だけにおこる症状ではなく、フェレットの高齢期にも様々な体調不良が確認されています。

老化を完全に塞ぐことは難しいですが、できるだけ老化の進行を抑制し、万が一障害が確認された場合には、早期に治療ができるよう日頃からフェレットの行動をよく観察し、健康管理につとめるようにしてください。

フェレットの白内障

人間は高齢期になると視力が低下していきます。
目の病気で特に多いのが白内障というもので、眼の中が白っぽく濁った状態になります。

フェレットにも白内障という病気があり、人間同様に眼球が濁ったようになります。
そのまま放置することで、視力の低下もしくは視力を失う事があります。

早い段階で適切な治療を受けることで、進行を抑えることが出来ると言われていますので、少しでも眼の異常が確認された場合には、獣医に相談するようにしましょう。

フェレットの白内障の治療方法は、点眼によるものや内服薬によるものがほとんどで、これ以上の進行を抑制できます。
白内障になってしまうと、当然視野が妨げられますので、歩行が困難になり、ものによくぶつかったり、これまで何の問題なく、登り降りができていた行動に異変が確認されます。

初期の白内障の場合には、生活になんら支障がありませんので、発見がおくれる可能性もあります。
高齢期にあるフェレットを飼っている場合には、いろいろな場所のチェックをおこなうようにしてください。

白内障を引き起こす原因

フェレットの白内障は、老化によるもの以外では、先天性のものや外傷、インスリノーマや他の病気の治療に使用している薬の副作用によっても白内障を引き起こす事があります。

また若いフェレットで白内障になってしまう原因に、フェレットフードがあげられます。
粗悪なフェレットフードを与えていると栄養のバランスが悪良く、老化を進行させてしまう事が考えられますので、フードや栄養のバランスがとれが良質なものをあげるように心がけましょう。

先天的な要因を持っているフェレットの場合、生まれつき目が濁っていることがわかります。
生後数ヶ月から徐々に視力が低下し、高齢期になる頃には、完全に視力を失ってしまう症例もあります。

白内障の治療方法

通常点眼薬にて白内障の治療が進められ、完治は難しいですが、進行を抑える事ができます。
外科手術については、体力の衰えが著しいフェレットに対しては、大変難しく、対応していない病院もあります。

また高額な手術費用と麻酔のリスクを考えると飼い主が手術を希望しないケースも多いようです。
ただフェレットは、視覚を低下したり失うことで全く生活ができなくなるというわけではありません。

優れた聴覚と嗅覚で問題なく生活はおくれるといわれています。


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