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フェレットの飼い方~初心者の飼育法~

餌とおやつの上手な与え方

人間の消化管と比べるとフェレットの消化管は、とても短い作りになっています。
その為食べたものをおよそ3時間から4時間程度では消化し、排泄されるのが健康的なフェレットの状態になります。

フェレットは、1日に与える量のフードを1度に一気に食べるのではなく、数回に分けて食べます。
その為、すぐにお腹が空いてしまいますので、常に新鮮なエサが食べられるように飼い主は、時間を決めて5回から6回を目安にエサを補充する必要があります。

常に家にいる事が多い主婦や自宅で仕事をしている人の場合には、このようにフェレットにかかっている時間を多くできるのかもしれませんが、外で仕事をしている飼い主は、1日の量を朝の内にフード皿に、大量に入れているのが一般的です。

帰宅後やフード皿の様子をすぐに確認し、さらに追加でフードを与えるなどの工夫をしているようですが、フェレットに与えても良いと言われている1日の食事の量は、オスのフェレットで50から100グラム、メスのフェレットで40から70グラムと言われています。

この量はあくまでも目安となりますので、体の大きさや種類、その日の体調によって変化することがありますので、フェレットの様子を確認した上で与える量を調整してください。

おやつと主食フードの分量

主食フード以外にもおやつを与えている飼い主もいますが、おやつの量を特に決めず、フェレットが食べたいだけ与えるのは禁物です。

その理由は、主食のフードには、1日に必要な栄養素がバランスよく配合されていますので、本来主食だけでフェレットの栄養管理は十分だと言えます。

おやつは、必要のない栄養素となりますので通常は余分な栄養素なのです。
主食以外に摂取した栄養素は、肥満につながり、それが他の病気の原因になりますので、与えすぎないように気をつけてください。

フェレット用のジャーキーは、フェレットが特に好んで食べる事もありますが、高カロリーですから1日にあげる量を決めておくといいですよね。

ジャーキー以外には、果物や野菜などの食事を与える場合にも与え過ぎに注意をしましょう。
フェレットは、食物繊維を消化吸収することができませんので、消化不良から下痢になる事があります。

その他にも生肉は、絶対にフェレットに与えてはいけません。
野生にいるフェレットは、うさぎやネズミなどの小動物を捕獲し、毛や骨、内蔵やその中に含まれている草や果物などをまるごと食べていますが、ペットとして飼っているフェレットは、生肉を食べることで寄生虫や菌に感染する危険性が高くなっています。

虫歯予防のためにと犬用のガムを与えている飼い主もいますが、犬用のガムは、フェレットにとっては、消化が難しく腸に詰まってしまう事があります。

腸にものが詰まってしまうと腸閉塞の原因になりますので、注意をしましょう。


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