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フェレットの飼い方~初心者の飼育法~

冬場の環境の注意点

暑さに弱いフェレットは、比較的に冬の寒さには、強い傾向にあります。
北欧が原産のイタチ科のフェレットですから、日本の冬はむしろ過ごしやすいといえるのかもしれません。

しかし人間との生活が長くなるとそれに適応した体質に変化してきますので、冬場の温度管理にも十分注意をしましょう

長時間外気にさらさないように注意しよう

日本でも地域によって冬場の気温は全く異なります。
12月の北海道は、気温がマイナスになることもありますが、遠く沖縄では25度以上の日もあります。

寒い冬とはいえ、住んでいる地域によってフェレットの生活環境も異なりますので、それぞれの場所でそれに準じた温度管理を行うようにしましょう。

例えば、寒い地域では暖房器具を使用している事が多くなりますが、フェレットにとって、暖房器具による温度の上昇は、体調悪化の原因になることがあります。

基本的にフェレットに適している室内の温度というのは、15度から25度くらいだと言われていますので、それらを目安に温度環境を調整するようにしましょう。

またケージの置いてある場所に外気が長時間当たらないように注意をしなければなりません。
あまりにも室内の気温が低下している場合には、暖房器具を上手に活用し、温度環境を一定に保つようにしてください。

ケージに直接暖房器具をあてるのは、禁物です。
ケージに使用されいる材質の温度が上昇し、ケージ内の温度が高くなることがあります。

また乾燥により、フェレットの体調も悪くなることがありますので、部屋が乾燥せず、温度が上昇し過ぎないように気をつけて下さい。

留守中の暖房器具は使用禁止

室内の温度が低いからといって、外出中に暖房器具をセットしていくのは、良くありません。
留守中に万が一暖房器具が転倒したり、温度が上がりすぎてしまうことも考えられますので、絶対につけっぱなしで外出するのはやめましょう。

あまりにも気温が低くなっている時は、ケージ内の床面に温かいマットをしいたり、ハンモックの布を温かい素材に変えるなどの工夫をしましょう。

お布団に潜るのが好きなフェレットの習性を生かし、ケージ内にふわふわのタオルケットなどを入れてみるのもいいかもしれませんね。

また暖をとるために、ダンボールでケージの周りを囲って、冷たい風が吹き込まないようするのもお勧めです。
その他にも、室内でも温度が低くならない場所を探し、そこへケージを移動してあげましょう。

冬場は湿度が下がり、乾燥しがちになります。
その為水をよく飲むようになりますので、少し多めの水を準備しておくようにしましょう。


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