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フェレットの飼い方~初心者の飼育法~

フェレットの飼い方と健康管理

ペットとして、人気が高くなっているフェレットは、今から2000年以上も前の文献に登場するなど、古くから人間の生活に関わっています。

祖先はケナガイタチという説もありますが、実際のところ定かにはされていません。
肉食の動物で、細い隙間や狭い穴に潜り込む体の機能をもっており、ヨーロッパでは、知能の高い狩猟用として家畜化していました。

現在飼われているフェレットは、改良されており、以前にくらべるとはるかに狩り能力は低下、凶暴性もなく、人間と共存しやすい性格になっているのです。

しかしだからといって、すべてのフェレットがおとなしく、飼いやすいというわけではなく、ファームによっては、野生の本能が強く、凶暴性があって、時々飼育しにくいフェレットもいますので、飼育方法には、十分注意をしなければなりません。

餌と食生活の方法

フェレットは、肉食獣で、3時間から4時間程度では、動物性たんぱく質を消化できる短い腸を持っています。
その為繊維質を消化し、体内に取り込む機能はありません。

また体重1キロに対し、1日300カロリー程度の消費カロリーとなっていますので、これを大幅に超えるような食事は、高カロリーとなります。

特に人間が食べているような食事を安易に与えるとすぐに糖尿病などの病気を発症してしまう危険性があります。
一度にたくさんの食事を摂ることはせず、1日10回以上の回数に分けて食事をおこないますので、常に新鮮なフードを準備しておくようにしましょう。

一般的にフェレット専用のフードを利用すると思いますが、脂肪も20%から30%は必要としますので、つややかな毛質を保つためにもバナナなどをおやつに与えるのもいいかもしれません。

新鮮な水だけを与えよう

フェレットは小さい体の割には、たくさんの水を飲みます。
いつでも美味しい水が飲めるように新鮮な水を給水ボトルなどに入れて準備しましょう。

ステンレス製のボトルでも可能で、1日の平均摂取量の100ml前後は用意してください。

必要な栄養素

フェレット専用のフードに気をつけていると特に問題はありませんが、栄養のバランスを考えた食事を与える必要があります。
人間と同じような食事を与える方は特に気をつけなければなりません。

脂溶性のビタミンを過剰に摂取したフェレットは、体内で上手に排出できませんので、激しい中毒症状を引き起こす事があります。
最近はペット用のサプリメントが販売されており、健康管理にと取り入れている方も多くなっていますが、体質に合わなかったり、体調に異変がでた場合には、早急に取りやめて医師に相談することをお勧めします。

ビタミンAのとりすぎによる代表的な症状は、脱毛や食欲不振、体重が減少したり、成長がストップするなどがあります。


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